「運動するのが面倒くさい…」
「栄養バランスを考えるのが面倒くさい…」
こうした面倒くささから、ダイエットが続かないという人は多いのではないでしょうか?
いつもの日常に新しく運動の習慣を付けたり、今まで見てなかった栄養素を一々確認しなきゃいけないのは最初はどうしても面倒くさいですよね。
では、何故太る習慣は面倒くさいと感じないのでしょうか?
ここを突き詰めていけば、「面倒くさい」をむしろ味方に付けて、もっと楽な気持ちでダイエットできるようになるはずです。
今回は、痩せる習慣よりも太る習慣の方が面倒くさいと感じられるようにするための工夫をいくつか示していこうと思います。
どんなダイエット方法も長続きしないという方は、参考にしてくださいね。
面倒くさいと感じる行動
まずは私たちがどんな事に対して面倒くさいと感じるか振り返ってみましょう。
人が面倒くさいと感じる行動には、次の2つの特徴があります。
- 考えることが多い
- かかる手数が多い
考えることが多い
新しくダイエットを始めようと思うと、考えなければいけない事がたくさんあります。
まずは正しい知識を付けないといけないし、食事のカロリーや栄養素も考えなくちゃいけないし、運動するにも今の日常のどの時間に差し込めば良いのか考えないといけません。
「次に何をすれば良いか?」と一々考えることはストレスになりますし、その時その時で手が止まってしまうのでテンポが悪く面倒くさいです。
それに対して、太るためには特に考えることがありません。
目に付いた食べたいものを好き放題に食べて、運動もせずゴロゴロするだけ。
身の回りには糖質や脂質がたっぷりな食べ物があふれていますし、今ではネット通販で家から出ずに美味しい物を取り寄せることもできます。
現代社会がそうなっているのですから、何も考えなければ太るのは当然なのです。
かかる手数が多い
かかる手数が多い時も、人は面倒くさいと感じます。
レンジでチンするだけのお弁当と、材料を買って一から料理する自炊では、自炊の方が面倒くさいですよね。
また、袋を開けてすぐ食べられるお菓子と、水で洗ったり包丁で切ったりしないと食べにくい野菜では、やっぱり野菜を食べる方が面倒くさいと感じるのではないでしょうか?
このように、楽な方へ楽な方へと寄っていくと、どうしてもやせる習慣は太る習慣に比べて面倒くさいと感じるものになってしまうのです。
ただでさえ時間に追われている現代社会では、考える時間もかかる手数もできるだけ減らしたいと考えるのが自然ですものね。
やせる習慣を面倒くさいと感じなくする工夫
面倒くさいと感じる行動の特徴が分かったところで、どうしたらやせる習慣を面倒くさいと感じなくできるか、考えてみましょう。
簡単に言えば、やせる習慣の手数と考える事を減らし、逆に太る習慣の手数と考える事を増やせば良いわけです。
一日の行動をスケジュールに書いて見える化する

ダイエットを始めたての頃は、まだやせるための習慣に慣れておらず、次に何をすれば良いか思い出しながら運動や食事をしなくてはいけません。
そのため抜けが出ることもありますし、そのまま「まぁいっか」とせっかく作ったダイエット計画が壊れてしまうこともあります。
そんな時は、1日のスケジュールをざっくりとグラフにして、見やすい場所に貼り付けてみましょう。
これなら頭で覚えておく必要はありませんし、常に見える様にしておくことで、くり返しスケジュールの内容を頭にすり込ませ、習慣化を助ける効果もあります。
スマホのスケジュール機能などを使って、運動の時間に通知が来るようにするのも良い手です。
今までの生活習慣を変えることはとてもストレスがかかるもの。
だからこそ、なるべく考えず、たとえ忘れていてもスケジュールを実行できる工夫をこらしていきましょう。
最初は多少無理矢理にでも、同じ時間に同じ行動を毎日こなしていけば、だんだんと習慣化されて面倒くさいと感じなくなってきますよ。
お菓子はまとめ買いせず、面倒くさい場所にしまう

口寂しい時に、ついつい糖質たっぷりなお菓子や脂質たっぷりなクリーム系のデザートに手が伸びてしまうという人は、これらのお菓子を簡単には手が届かない場所にしまい込んでしまいましょう。
お茶菓子としていつもテーブルの上に置いていたり、棚の中でもすぐ目に付く高さにに置いていたりすると、簡単に手に取れるのでストレスも無く、ついつい食べ過ぎてしまいます。
こうしたダイエットの敵たちは、鍵つきの箱に2重で入れ、脚立が無いと取れない高さに封印するくらいで十分です。
それくらい面倒くさい場所にしまい込めば、食べたいと思っても1回躊躇するでしょうし、新しく買う時も「あの箱を開けてしまわないといけないのか...」と面倒くさくなるのではないでしょうか?
そうしておけば、どうしても我慢できない時以外は、甘い物を控えるようになるはずです。
逆にすぐ手に取れる場所には、ナッツや野菜スティックなどのダイエットに良いものをおきましょう。
お菓子とダイエット食を置く位置を入れ替えるだけで、普段は敵になっている「面倒くさい」を味方に付ける事ができますよ。
定期便で野菜や健康食が勝手に届くようにする

買い物に行くとどうしてもお肉や甘い物に目がいって、生野菜は滅多に買わないという人には、定期便という手もおすすめです。
定期便は一度に届く量と届く頻度を最初に決めておけば、次回以降は勝手に食材やお弁当を届けてくれます。
買い物に行く手間も省けますし、内容はお任せが多いので一々注文内容を決める必要もありません。
定期便の宅配食は栄養バランスを意識したメニューが多いので、料理をする時間がなくてカップ麺やコンビニ弁当ばっかり..という人でも何も考えずに健康的な食事が続けられますよ。
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●健康が気になる方、少しカロリーが気になる方や、体型が気になる方からのご利用が多いです。【まごころケア食】→
まとめ
「面倒くさい」を味方に付けて、やせる習慣を楽に身につけるための工夫をご紹介しました。
- 一日の行動をスケジュールに書いて見える化する
- お菓子はまとめ買いせず、面倒くさい場所にしまう
- 定期便で野菜や健康食が勝手に届くようにする
ダイエットには終わりがありません。
ダイエットを「やめる」と、元の太る習慣に戻る訳ですから、当然リバウンドにつながってしまいます。
なので最終的には、ダイエットで意識していた事が習慣化させ、日常に溶け込ませることを目標にしましょう。
今回紹介した工夫はあくまでも一例なので、ぜひご自身でもやせる習慣を楽だと感じる工夫を見つけて見てくださいね。